残業代未払い請求 会社側のリスク

私も印刷物の制作会社に勤めていたことがあるので実体験としてありますが、クリエイティブ関連の会社は実に残業代を軽視する傾向にあります。これは残業代を支払うのがいやとかそういう事が原因ではなく、経営者がもともとそういう世界で残業代ナシが当たり前として腕を磨いてきたからというパターンが多く、

逆にいうと現場出身者であるほど経営に疎く労基法についても熟知していないといえます。

労基法は労働者の側に立って制定されている法律であり、しかも労基署は警察に近い権限も持っています。労働基準法違反に対する罰は「刑事罰」なのです。労基署は警察署同様捜査・送検、さらには逮捕までできるのです。

さらに大きいのがなにも考えず「会社をなめんな!裁判したるわ」となった場合。従業員に対する未払い賃金と同額の金銭の支払いを、裁判所の裁量により命じられる「付加金」という制度があります。これは従業員から400万円の残業代請求を受け、これが裁判所に認められ、なおかつ裁判所から付加金支払いを命じられると計800万を従業員に支払わなければなりません

もし、10人が会社を辞め、同時に未払い請求裁判をおこしてきたら・・・中小企業ならひとたまりもないですよね。。それを知らない経営者が多いのがクリエイティブ業だったりします。
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