ガンプラ入門

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ガンプラとは

まず初めに「ガンプラ」とは、アニメ・漫画・小説と数ある「機動戦士ガンダム」シリーズに出てくるMS(モビルスーツ)、MA(モビルアーマー)という架空の戦闘用ロボットのプラモデルの事です。

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作品制作元のサンライズの関連会社である、バンダイホビー事業部で、「ガンプラ」という言葉は登録商標されています。

ガンプラの歴史は長く、1980年の発売以降、日本のプラモデル史上最大のヒットであり、35年を経った今もますますの人気を誇っています。

プラモデルと言えば「男の子」といったイメージが強いかもしれませんが、ガンプラは子供だけでなく、大人にも人気が高く、特に最近では芸能人や女性のガンプラモデラーも多くいます。
子供の頃を思い出しながら、親子でも楽しめます。

一口にガンプラと言えど、その種類は多く、主に「HG(ハイグレード)」「MG(マスターグレード)」「RE(リボーンワンハンドレッド)「PG(パーフェクトグレード)」「RG(リアルグレード)」「MEGAサイズ」「SDガンダム BB戦士」と数種類のシリーズに分かれており、各シリーズで様々なMS・MAがあります。
種類も値段も豊富なので、作り手が自由に幅広く選ぶ事ができます。

また、イベント会場でしか売っていない物、映画やゲームなのどの特典、プレミアムバンダイの限定品、他社とのコラボ商品など、限定品やレア物も多くありますので、コレクターの心を非常にくすぐられます。

そんな魅力あふれるプラモデルです。

ガンプラの歴史

機動戦士ガンダムシリーズに登場するMS(モビルスーツ)やMA(モビルアーマー)のプラモデル、「ガンプラ」は非常に人気が高く、その歴史も長い。

1980年7月19日に発売された「1/144ガンダム」がその歴史のスタート地点である。
同年9月、主人公の機体のガンダムのライバル機「1/144シャア専用ザク」と続いた。
当時のガンプラはまだ関節などもなく棒立ちで、足首も曲がらないものだったが、すでに大人気のプラモデルになっていた。

11月には「1/144改良強化新型グフ」で足首に関節がつき動く様になった。

その後、サイズも1/100、1/60と増えていき、量産型ズゴックやドムなど機体も増えていきます。
1989年まで徐々に進化を遂げて数も増えてきたガンプラ、それらは今では旧キットと呼ばれ、まだ根強い人気があります。

1990年3月にには今のHG(ハイグレード)シリーズが発売され、1995年にMG(マスターグレード)、1998年にPG(パーフェクトグレード)と今の主要シリーズが次々と販売されてきました。
それと同時に可動範囲、色分けの細かさ、種類が増えていきます。

1/144サイズで全長1m近くにもなる「デンドロビウム」、2009年にお台場に建てられた1/1のガンダムの立像、HGと同じ1/144サイズでリアルさを追求したRG(リアルグレード)、35周年を記念してリメイクされたREVIVEシリーズと様々な挑戦を経てガンプラは今もなお進化し続けています。

SDガンダムBB戦士

今回紹介するのは、ガンダムシリーズのMSを二・三頭身にデフォルメしたガンプラシリーズ。

1987年から発売されている息の長いシリーズで、今でも人気が続いている。

初期に発売されたものはBB弾の発射ギミックがあり、シリーズの名前の由来にもなっているが、今では発射ギミックはPL法改正の影響であまり使われていない。

代わりに合体、変形、大きな可動範囲にギミックが使われる様になっている。

発売当初はガンダムシリーズのMSをデザインにオリジナルキャラクター(BB戦士)として発売されていたが、ガンダムシリーズに登場するMSのSD版として商品化されるようになった。
「BB戦士三国伝」というシリーズもあり、他のスケールではあまり見ない武者をモデルにした「頑駄無」と表記されるものもある。

独特のシリーズである。

キット自体が低価格でパーツ数も少なく、作りも簡単なので初心者や子供にも作りやすく、人気が高い。

また、二頭身という可愛らしいフォルムから女性人気も高い。
親子でのガンプラ作りにももってこいです。

今ではSDガンダムEXスタンダードという、SDガンダムの作りやさを残しつつ、二頭身でありながらも、細かいディテールが組み込まれたかっこいいSDガンダムの新シリーズが発売されている。

リアルさを追求される初心者の人には、HGシリーズがおすすめしますが、初心者向けの手軽さ、可愛さを求める人にはこのSDガンダムシリーズがおすすめです。

特殊なガンプラ

旧キット呼ばれるシリーズからスケールの違いやリアルさを追求し、それぞれに進化を重ね、増えてきたガンプラシリーズ。

メインとされているのはHG・MG・PG・RGシリーズですが他にも色々なシリーズが出ており、今回はその特殊なシリーズをまとめて紹介します。

1/48スケールの超大型キットであるMEGAサイズ。
ガンプラ30周年記念で発売されました。
全高375mmのビックサイズで迫力満点。
その上、ガンプラの魅力でもある、接着剤不要、塗料不要の色分け、可動域も失われていません。
サイズは大きいですが、組み立ては簡単です。

REシリーズはMGと同じ1/100スケール。
外装はリアルなまま、内部のフレーム等を省略し、組み立てやすいものになっている。
少しマイナーな機体が選ばれがち。

EXモデルは戦艦や補給艦などガンプラではあまり商品化されないものが販売されています。

初心者の方には、メインで販売されているシリーズを作ってもらうほうが、ガンプラをより楽しんでもらえると思います。
他にもこんなシリーズがあるので知っておいてください。

ガンプラの選び方

色々なシリーズがあるガンプラですが、初めて挑戦する人にとっては「どれを選べば良いのか」と悩むところですよね。

選ぶポイントをいくつか絞っていきましょう。

まずは見た目。
自分で作ったガンプラ、飾らないともったいない。
作って楽しい、飾って楽しいのがガンプラ。
是非、自分の好きなMS、好みの機体を選んで頂きたい。

途中で挫折しない、自分の興味をそそるガンプラを選んでください。

気になるのはお値段。
価格は様々、無理なく楽しめる価格、失敗しても、挫折しても後悔しない価格で選びましょう。

パーツ数が多すぎないもの、同じスケールのものでも機体によっては箱のサイズが違いパーツ数が多いもの少なめのものがあります。
せっかくなので挫折しないで最後まで作りたいですね。

安い、作りやすさで選ぶならSD・HGシリーズ。

リアルさ、格好良さで選ぶならMG・RGシリーズ。

迫力のあるサイズ感で選ぶならPG・MGシリーズ。

初心者の方におすすめなのはやはりHGシリーズ。
機体種類の抱負さ、価格、パーツ数、完成度、どれを取ってもHGシリーズが初心者にとって選びやすく、楽しみやすいです。
同じHGシリーズでも大型の機体、パーツが多い機体などがあるので、何個か作ってみてください。

その後、MGやPGなどボリュームがあるシリーズに手を出してみるのも良いですし、よりリアルさを追求しRGシリーズ、別売りパーツをつけてみたり、加工したりと、オリジナルなガンプラを作ってみるのも楽しいですよ。

ガンプラ初心者アドバイス(ゲート処理)

全く同じキットを使いガンプラを作った時、初心者と熟練者とでは完成したガンプラに大きな差が生まれます。
それは経験と知識とガンプラにどれだけ手を加えるかの違いです。

今回は初心者でも、ガンプラの完成度が上がる、ひと手間をアドバイスさせて頂きます。

パーツがまとめられているシートをランナーと呼びます。
ランナーとパーツが繋がっている部分がゲートと呼ばれるのですが、切り外したパーツ側に残ってしまうゲートの処理の方法です。

切り外しの際、パーツのギリギリを切ってっしまうとパーツがえぐれてしまったり、白くなってしまう事があります。
パーツから少し離れた場所でゲートを切りましょう。

当然、切り外したパーツにゲートが残っています。
それを再度ニッパーで切り取るのですが、その際にも1mmほどゲートを残して、残りをデザインナイフで丁寧に削り取ります。
それでも四角い枠の様なゲート痕が残ります。
メッキ塗装されているパーツなどはその部分のメッキが剥げて色が変わります。

そういったゲート痕は紙ヤスリをかけたり、周りの色に似た色を塗装して目立たない様にしましょう。
細かい面倒くさい作業ですが、このゲート処理を綺麗に出来る出来ないで最終的な仕上がりに大きな差が生まれます。
ガンプラに手を加えるならまずはゲート処理。
他の事に手を加えれば加えるほど、ゲート処理が出来てなければそれが目立ってしまいます。

ゲート処理やちょっとした塗装にはガンダムマーカーというペン型の塗料がおすすめです。

PGシリーズ

ガンプラと言っても色々な種類がありますが、その中でも今回紹介するシリーズは「PG(パーフェクトグレード)シリーズ」。

1998に発売され始めたシリーズで、「究極のガンプラ」がテーマ。

1/100MGシリーズよりもボリュームアップしたそのスケールは1/60。

長年、ガンプラを愛好してきた人達向けに発売された大人のガンプラ。

主役機がメインで機体の種類は多くないですが、MGシリーズよりもさらに、内部のディテールにまでこだわって作りあげられ、完成度が非常に高い。
まさに、「究極のガンプラ」と言えるでしょう。
今ではPGシリーズで使われた技術がMGシリーズなどにも反映され各シリーズの完成度を上げている。

もし、PGシリーズを作ってみようと考える初心者がいれば、おすすめするどころか購入を考え直して頂きたい。

まず金額からしてHGシリーズに比べれば10倍近く高い。
そしてパーツ数の多さ、制作時間からガンプラ作りが嫌いになる、敷居の高いものだと感じてしまう事でしょう。
やはり初心者の方にはHGシリーズをおすすめしたい。
HGシリーズでは物足りないと感じる人にはMGシリーズ。
初心者におすすめできるのはMGシリーズまでです。

HG・MGシリーズを何度か作りガンプラ作りを楽しめるようになったなら、一度は挑戦してみたいシリーズだと認識しておいて頂きたいと思います。

経験を得たその頃には、PGシリーズの本当の魅力を感じる事が出来るでしょう。

MGシリーズ

今回はMG(マスターグレード)シリーズの紹介です。

ガンプラ15周年記念企画として登場したのがこのMGシリーズ。
スケールは1/100。

このシリーズは当時「究極のガンプラ」として登場したのだが、後にPG(パーフェクトグレード)の発売により、「高級品のガンプラ」と変更していく。

高級品として相応しく、パーツ毎の色分けがされ、分離合体・変形なのどのギミックが基本的に差し替えなしの再現が原則となっている。

荷重の掛かりやすいパーツや磨耗しやすいパーツにはABS樹脂、パーツの咬み合いを利用したロック機構など、様々な工夫を施されている。

さらに、機体内部のフレームや機器類、コクピットなども再現され、同スケールのパイロットなどのフィギュアが付属。
また、HGシリーズにはないデカールが使用されている。

各部に細かい再現がされていて、変形ギミックには男のロマンを感じます。

HGシリーズと比べれば、ボリューム感も、完成度も群を抜いている。

その分、パーツ数も多く値段も上がります。
デカールの貼り方も初心者には上手くいかない場合もあるかと思います。

初心者がいきなりMGシリーズに手を出すのは、正直おすすめは出来ない。

ただ、作り方が特別難しいという訳ではないので、根気があればHGシリーズよりも満足度の高い完成になる事は間違いない。

HGシリーズで、ガンプラの扱いに慣れ、より上級のもの、完成度を上げたい人、次のステップに進めたい人にはおすすめのシリーズです。

RGシリーズ

ガンプラ「RGシリーズ」とは、ガンプラの30周年記念として発売スタートした「手の平サイズで本物の様なリアルなモデル」がテーマ。

HGシリーズと同スケールの1/144と小さなボディに今までに培ってきた、MGシリーズやPGシリーズの様々な技術を集約し、各部に細やかなディテールが施されています。

RGシリーズの特徴として、今までのシステムインジェクションを進化させた、アドバンスドMSジョイントという、すでに半分組み立てられたランナーが使用されており、パーツを切り離すだけでほぼ骨組みが完成する。

パーツの色分けもしっかりされており、塗装なしでもリアルな仕上がりになる。

また、デカールも従来のものより、さらに精密なマーキングがされており、関節などに貼るだけでメカニックに仕上がるリアリスティックデカールが付属。

パーツを切り離す時に白化やゲート跡がなるべく残りにくい様多くの工夫もされている。

RGシリーズのロゴ下部には「EXCITEMENT EMBODIED」と書かれており、組み立て説明書に「このキットには興奮がこめられている」と説明されている。

リアルグレードの名に恥じない組み立てるだけで綺麗でリアルな完成になる様作られたキットです。

誰でもリアルさを追求できるキットではありますが、細かいパーツが多いため、パーツの紛失、破損に気をつける事が重要です。
また組み立て時、完成後に動かしてみたり、飾っている時にパーツが外れるポロリが多いのが玉に傷。

ガンダムビルドファイターズ

ガンダムシリーズは今まで「戦争」や「軍事」などシリアスをテーマにした作品でした。
その作中に出てくる、ガンダムや他のモビルスーツ各種は兵器としてのロボットでした。
そのロボット兵器を模型化したものがガンプラ。

今までのシリアスなガンダムシリーズを一新したのが「ガンダムビルドファイターズ」。

現実に発売されているガンプラとそれを用いた架空のシミュレーション競技「ガンプラバトル」をテーマにした作品です。

舞台はとある世界の近未来。
プラフスキー粒子と呼ばれる、プラスチックに反応し、外部から動かせる特質をもった粒子を使ってガンプラを遠隔操作し、ガンプラ同士を戦わせるシミュレーション競技「ガンプラバトル」。

ガンプラバトルは世界中の愛好者を持ち、人が死なない戦いに魂を燃やす、ガンプラビルダー達の話である。

この作品には今まで市販されてきたガンプラキットを元にミキシングビルド等、各自各々の改造を施したガンプラが幾つも出てきます。
今ではこの作品に出てきたガンプラのキットも市販され現実のガンプラビルダーの魂にも火をつけました。

この作中に出てくる「ガンプラはどんな自由な発想で作ってもいいんだ」という主人公のセリフのとおり、作中の中でも、現実のガンプラビルダーの中でも個性的なガンプラが続々と作り上げられています。

作中では熊をコンセプトに可愛いガンプラを作る女の子のキャラクター等もいて、そのガンプラもキット化され、女性ビルダーも増えてきていますよ。

ガンプラEXPO

毎年、日本の主要都市を転々と移動しながら開催されるガンプラのイベント「ガンプラEXPOジャパンツアー」。

今回はこちらのイベントの紹介をさせていただきます。

ガンプラの製造、販売元のバンダイが主催するこのイベントは、発売前、発売直後の最新のガンプラ、今後発売予定ガンプラの最新情報を始め、過去のガンプラ、各大会での優勝作品、ジオラマの展示、プチシアター等、様々なガンプラに関する展示がされております。

ガンプラに関する様々な情報を入手する事ができるボリューム満載なこのイベントが、なんと無料で入場券できます。

展示されているガンプラはどれも作り込まれており、塗装、ウェザリング、ジオラマ、どれをとってもかなり完成度の高いものになっています。

特に素組み(説明書通り組み立てただけ)のものもゲート処理がしっかりしてあるだけで見栄えが全然違います。

初心者ビルダーさんには勉強にもなり、新たな刺激、次はこんなものを作ってみようと、次の目標にもなるのでおすすめです。

物販コーナーもあり、そこではイベントでしか購入できないもの、特に他のイベントでは手に入らないガンプラEXPO限定のもの等、限定のガンプラの販売がされている。

クリアカラーやメタリックコーティングなど、限定感あふれるカラーバリエーションのものが多く、また市販されないけどマニア心くすぐる機体が販売され、コレクター心をくすぐられます。

そんなガンプラを家に持ち帰り、組んで棚に飾れば、知る人ぞ知るフィギュア棚が完成しますね。

ガンプラ制作環境

今回は初心者さんがガンプラを作る時、どんな道具が必要なのか、どんな環境で作ればいいのかなど紹介していきます。

ガンプラを作る時はに使うものといえば、ニッパーやデザインナイフ。

切る、削ると当たり前ですがプラスチックのクズが出ます。
しかも大きなものじゃなく、細かく指でつまんだりするのは大変なものです。
必ず、新聞紙の上、大きめのクラフトマットの上で作業すると作業終わりの掃除が楽です。

自分はクラフトマットの上にガンプラの箱を置き、その上で作業をして箱からそのままゴミ箱に落ちたプラスチッククズを捨てる様にしています。

そして大事なのは換気。
ガンプラを作る際には身体に有害な物を多く使う事があります。
特に塗料やその溶剤、接着剤など使う事もあるでしょう。
上記したプラスチック片も細かいものなのでもし、吸い込んだりしてしまえばそれも有害です。
出来る事なら普段から換気が良い場所での作業をおすすめします。

塗装する場合は出来れば屋外がいいです。
もし、どうしても室内での塗装になってしまう場合は充分な換気をする事と、塗装ブースが必須です。

あと塗装関係で気になるのは湿度。
湿度が高い環境での塗装は塗料が乾きにくくなかなか上手くいきません。

梅雨の時期など湿度が高い時には塗装非常に難しくなります。

風が強い時、乾燥しすぎる時なども塗料が風に流されてのりにくかったり、ゴミや埃が舞い上がって付着してしまう等ありますので、塗装環境には特に気を配って行いましょう。

ガンプラ塗装の塗料について

組み立てるだけでかっこよく仕上がるガンプラですが、さらに細かな色分け、完成度を上げる為についてくるのは塗装。

しかし、初心者に塗装はなかなか難しく、気を付けなければいけない点が色々あります。

まず第一は塗装環境、しっかりとした換気が必要です。
塗装はなるべく屋外で行いましょう。
塗料、溶剤はほとんどが有害です。

主にガンプラに使われる塗料は、水性、ラッカー系、エナメル系など。

それぞれがそれぞれの個性、特質を持っています。
それぞれに溶剤も異なりますので、購入の際は気をつけましょう。

『水性塗料』 水で希釈でき、伸びが良く、筆塗り向け。
環境にも人体にも影響が少ない。
しかし乾燥に時間がかかり、塗膜が弱いのがデメリット。
完全に乾燥してしまえば水で希釈したり剥がせません。

『ラッカー系』 模型用として作られた塗料。
おそらくこれが、メインで使うものになります。
乾燥が早く塗膜が比較的強い。
匂いが強く、環境に良くないのがデメリット。

『エナメル系』 伸びが非常に良く、綺麗な光沢の質感が特徴。
ムラになりにくく筆塗りに最適。
独特な匂いがきつく乾燥に時間がかかる。
溶剤が強く浸透性が高いためABSパーツなどに浸透してしまえばパーツの破損につながりやすいので注意。

ガンプラ塗装でよく使われるのが、ラッカー系の塗料で塗装したパーツにエナメル系の塗装でのスミ入れ、やウェザリング。

ラッカー系、水性塗料の下地を犯さず、上から塗っても溶剤で拭き取れます。

ガンプラに必要な道具

ガンプラを作るのにはどんな道具がいるのだろうか。

初心者の方が思い浮かべるのは接着剤とか、ハサミとかでしょうか?。

「子供の頃ハサミで切ったり、パーツを手でねじりとって作った事がある」っていう話をよく耳にする事があります。
残念ながら、それでは綺麗なかっこいいガンプラは出来上がりません。

では、何が必要なのか。
ニッパー、デザインナイフ、ピンセット、この三つがあればガンプラは作れます。
接着剤は取り敢えず要りません。

パーツがまとめてあるランナーと呼ばれるものからニッパーで必要なパーツを切り取ります。

切り取ったパーツを見てみると、ゲートと呼ばれるランナーとパーツを繋いでいた部分が切り取ったパーツに残っています。
それをニッパーで切ったり、デザインナイフで削ったりして綺麗に整えます。

後は説明書通り順番に組み立てるのですがシールを貼る指示があるのでそこでピンセットを使いましょう。
それでガンプラは完成します。

これからガンプラ作りを続けようと考える方は、100均とか安物のニッパーではなく、模型専用の良いニッパーがおすすめです。

良い模型専用のニッパーは切れ味と刃の持ち、作業効率の良さが格段に違います。

デザインナイフに関しては他のナイフでも良いのかもしれませんが、デザインナイフが刃の交換も楽で、刃が薄いので、シール貼りや他の細かい作業をする時の使い勝手が良く非常に便利です。
ただ、良く切れるので怪我には充分注意が必要です。

ガンプラ初心者アドバイス(スミ入れ)

今回は初心者さんに向けて、完成したガンプラの雰囲気が変わるスミ入れをおすすめします。

説明書通り組み立てたのに、箱に載っている写真と見た目が何か違う。
完成した自分のガンプラにメリハリがなく、どこかぼやっとしている。
そう感じる事があるかもしれません。
その違いはスミ入れです。

スミ入れとは、パーツに入っているスジ彫りや表面に刻まれた様々なモールドに塗料を流し込み、影を作りモールドを強調したりとメリハリのあるディテールに仕上げる為のテクニックです。

スミ入れには幾つか方法があります。

まずは塗装。
ガンプラのパーツ塗装によく使われるのがアクリル塗料。
スミ入れにはそれと別系統の塗料であるエナメル塗料を使います。
溝に薄く希釈した塗料を流し込み、はみ出た塗料は溶剤を吸わせた綿棒などでふき取ります。
その際、パーツに塗装した塗料まで剥がさないために別系統の塗料を使うのです。
パーツに塗装をしない場合はどの系統の塗料でも大丈夫です。

もっと手軽にスミ入れをするには、スミ入れ用のペンが販売されています。

流し込みタイプ、水性塗料の拭き取りタイプ、油性タイプなど色々あるので使いやすいものを選びましょう。

スミ入れには青に紺、白にグレー、赤に茶、黄色にオレンジと、パーツの色と同系色の一段濃い色を選ぶのが定石とされています。

しかし、武器のグレーに茶色を使いサビ色を表現したり、スミ入れ+ちょっとした発想で完成度をワンランク上げる事が出来ますよ。

ガンプラ初心者アドバイス(トップコート)

今回は、頑張って完成させたガンプラの保護、見た目の綺麗さをアップさせる為のおすすめひと手間です。

トップコートとは、パーツに貼ったシールを剥がれにくくしたり、塗装したパーツの色あせ防止など保護の役割とツヤを整えてガンプラを綺麗に見せるために施すクリアー塗装です。

ガンプラの素材であるプラスチックにはムラがあるテカリがあり、いかにもおもちゃというイメージが取り除けません。

ツヤを均等にして綺麗に見せたり、逆にツヤを消して重厚感を与え、リアルなロボットっぽさを出すために色なしの塗装をするのがトップコート。

ピカピカの綺麗なガンプラに仕上げる為には光沢。

ガンプラに自然なツヤを与える為には半光沢。

重厚感があり、リアルなロボットに見せる為にはツヤ消し。

3タイプのトップコートがあり、好みの仕上がりに合わせて選んで塗装しましょう。

今ではUVカット出来るものもありますので、綺麗に長い間飾っておく為には欠かせないひと手間です。

トップコートのみならずスプレー塗装する場合は、関節部分などの樹脂パーツに塗料が付着すると、溶けてしまう場合があるのでしっかりマスキングテープなどで保護してから、パーツから20?30cm離れた位置でスプレーを左右に動かして均等に塗装しましょう。

塗装した後は完全に乾くまで絶対に触らない事。
埃やゴミ、指紋などが付いてしまうと台無しなので注意。

塗料は有毒です。
湿度が低い晴れた野外でマスクなどをして作業しましょう。

HGシリーズ

数あるガンプラシリーズの中、今回紹介するのが、ガンプラ10周年記念企画として1990年から発売された、「HG(ハイグレード)シリーズ」。
HGシリーズ発売前の「旧キット」と違い、多色成形のパーツとシールにより、『塗装しなくても完成する』をテーマに登場しました。

1998年に当時の最新成形技術と可動ギミックを導入して作られたHG「グフカスタム」が発端になり、宇宙世紀のMS(モビルスーツ)を改めてキット化するシリーズ企画HGUC(UCとはユニバーサルセンチュリー)、ガンプラ35周年記念にあたる2015年には新生REVIVEと次々と進化を遂げているシリーズです。

このHGシリーズのサイズは1/144。
今ではいろんなシリーズがありますが、このHGシリーズが断トツでMS・MAの種類が多い。
値段は、だいたい500円?3000円代、大型のキットになれば値段も上がりますが、比較的手頃。
作りやすく、完成度もそこそこに高い。
初心者ビルダーにおすすめできるグレードです。

ただHGの人気は初心者ビルダーではなく、中級者、上級者にも人気が高い。

簡単に組み立てられるガンプラだが、そこにちょっと手を加えて改造をしていくのだ。

幾つかのキットを合わせて一つの機体を作るミキシングビルド、別売りのパーツを使ったりと、手を加えて既存のキットとは違うオリジナルの機体を作るのに、キットで表現されない部分を再現するのに、種類が多く、価格が安いHGシリーズが重宝されているのです。

ガンプラ初心者アドバイス(部分塗装)

最近のガンプラはパーツの色分けも細かく、特に塗装しなくてもかっこよく完成度の高いものが出来上がります。

ただ、もっとこだわって作ってみたい、色分けされてないパーツが気になる、って方は部分塗装をしてみてください。

バーニアやシリンダーなどキットでは色分けされていない部分自分で少し塗るだけでも、その一部が際立ってガラッと雰囲気が変わるものです。

ただ、ちょこっと塗るだけに塗料を出したり、スプレーを使ったりするのは作業としても金銭的にも面倒くさい、負担になる、と思いがち。

しかし、ガンダムマーカーというペン型の塗料を使えば、手軽に部分塗装を楽しめます。
ガンプラの塗装によく使いそうな色が豊富に揃っており、今ではメタリックカラーなどもあります。
価格も手頃。

ペン型なので筆塗りに慣れていない人でも手軽に使えます。

ガンダムマーカーの良いところは、ペン型なのですが筆塗りも出来るところ。

筆塗りに慣れている方は、ペン先が硬く塗りづらい、色によってはムラになりやすいと感じる事があるかもしれません。

そんな時には、塗料皿にペン先を押し付け中のインクを出して筆塗りが出来るのです。

はみ出して塗ってしまい修正したい時、筆塗りをして筆や塗料皿を洗いたい時には、ガンダムマーカー用の溶剤が同じペン型であるのでそれを使用ください。

塗装した部分に溶剤をあててわざとぼかせば色あせの表現や影のような塗装も出来ます。

ガンダムマーカーは初心者ビルダーさんの部分塗装におすすめです。

ガンプラを作った後は

接着剤も不要で、大人でも子供でも簡単に作れて、老若男女に人気のガンプラ。

初心者でも焦らず説明書通り、順番にやっていけば簡単に作れます。

ガンプラの楽しみ方のまず第一は作る事。

自分で色々と工夫をこらして作った物が完成した時の達成感。
これは完成品では味わえない喜びですね。

作るだけでなく、その後も楽しめるガンプラ。

自分で頑張って作ったガンプラの写真を撮ったり、SNSに載せて自慢したくなります。
アニメの1シーンを再現したポージングで飾ってみたり、変形する機体なんかは「どの形態で飾ろうかなぁ」なんて考えている時は楽しいものです。

ガンプラは他のプラモデルに比べても、数多くのキットが出ており、イベントでしか買えないもの、あるお店でしか買えないもの、ネットでしか買えない物など、限定品もあるので、コレクター心もくすぐります。

そんな自慢のガンプラなので、無造作に飾っていては勿体無い。
時間が経てば埃が被ったり、落としてパーツが折れたり割れたりしたら悲しいですよね。

しっかりした、ショーケースや棚に飾りましょう。

おすすめなのがIKEAのデトルフ。
ガンプラなどフィギュアを飾るのにサイズ感も丁度良く、価格もガラスショーケースとしてはお手頃。
シンプルな作りなので組み立ても2人いれば簡単に出来ます。
別売りですが照明も簡単につけれる様になっていて、ライトアップ出来ます。
暗い部屋にライトで照らされて浮かび上がるガンプラもまた、かっこいいものです。

ガンプラにあると便利な道具

ガンプラ作りに必要な物といえば、ニッパー、デザインナイフ、ピンセット。

この3点があればとりあえずは間違いないと思います。

今回はそれ以上にあれば何かと便利な物を紹介していきます。

『修復等に使う道具』
一度組み立てたパーツを外したい時に便利なパーツオープナー。

ゲート処理、パーツの表面を整えるのに外せないヤスリ類。

パーツのピンを折ってしまった時などの修復に使える真鍮線。

パーツの傷を埋めたり、パーツの加工に使えるパテ類。
接着剤。

『塗装に使う道具』
塗装の下地にはサーフェイサー。

全塗装にはやっぱり何と言っても筆セットとエアブラシ。

スミ入れ、部分塗装、ウェザリング(汚し塗装)にはガンダムマーカー各種。

塗装、ウェザリングなどに何かと使う綿棒。
細かい部分を塗装するのにあると便利な爪楊枝。

塗料は身体に有害なものばかりです。
マスクやゴーグル等、口や目を守るものを着用して正しく使用しましょう。

『パーツの加工・制作』
スジ彫りにはケガキ針、穴を開けるにはピンバイス。
プラ板やプラ棒。

挙げてみれば色々あり過ぎて、初心者ビルダーさんには使い方がわからない物などもあるかと思いますが、ガンプラ作りを楽しみ、新しいステップに手を伸ばす時にきっと手にする物ばかりです。

最初から必要なものではないですが、あると便利な役立つ道具。

その都度、必要になってくる物を買い足して行けば、必ずあなたのガンプラの完成度アップに貢献してくれる相方達になってくれることでしょう。

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